EDの予防

前項で見たように、EDの原因には、高血圧・高脂血症・動脈硬化など生活習慣病が元となる病気が目立つことがお分かりかと思います。

実際、マサチューセッツ州ボストン近郊で行われたEDの疫学調査によると、EDのリスクファクターとしては、まず加齢が挙げられ、その次に糖尿病や高血圧症といった生活習慣病が元となる疾患が来るとの結果が出たようです。
そこで、これら生活習慣と関係している病気が、生活習慣の改善によって減少すれば、EDの発症率も下がるはずであることから、生活習慣病の予防は、そのままEDの予防にもつながっていると言えます。
勿論、EDには心因性EDのように突発的に発症するものもあり、事故や手術などで勃起神経を損傷するようなものもありますので、全てのEDとなりうる要因を自分で完全に予防することは不可能ですが、EDの最も高いリスクファクターである生活習慣病を予防することは、最も有効なED予防であると言えるでしょう。

生活習慣病の発症に共通する背景因子としては、主に食事・運動・飲酒・喫煙・睡眠が挙げられます。
これらEDを引き起こすような生活習慣病を予防するに、適切な睡眠をとり、喫煙をせず、適正体重を維持し、過度の飲酒をせず、定期的にスポーツを行うなどが必要です。
考えてみれば、当たり前のことなのですが、これらを実践すれば、生活習慣病の発症を予防でき、ひいては生活習慣病に合併するEDの発症を予防できるということです。
既にEDになっている人も、これ以上EDの進行をストップされるため、あるいはEDの予防のため、自分の生活習慣を見直す必要があるでしょう。

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