日本のED患者数とED治療薬によるED治療の実態
2007年現在、日本のED患者数は推定で1,500万人とされている事実をご存知でしょうか?
1990年のデータでは、ED患者数は約300万人でしたが、その10年後の調査では一気に3倍に膨れ上がり、980万人となっています。
それから約7年。
現在、厚生省による厳密な調査は発表されていませんが、過去のED患者の伸び率と昨今の生活習慣病を患っている人口の増加傾向を勘案すると、現在のED患者数は推定で1,500万〜2,000万人とされています。
勿論、調査対象とするEDを軽度のEDとするか、重度のEDとするかで数値は全く変わってきますが、その数値が年々右肩上がりで増加傾向にある事実に変わりはありません。
EDは、単に性交がうまく行えないということに留まらず、社会生活などに大きな影を落とす極めて重大な病気であると言えます。
若年夫婦では、特に女性側が性交がうまく出来ないことを愛情の欠如と判断し、離婚の原因にもなっていますし、中高年の夫婦では、男性がEDのため、社会的な自信を喪失し、家庭では妻とのコミュニケーションの一つを失ってしまうということに繋がっているのです。
にも関わらず、日本ではED治療が保険適応になっていません。
これには急速な高齢化による医療費不足がED治療の保険適応を妨げていると言われていますが、欧米ではED治療を保険対象としている国が数多くあり、また昨今のED患者の増加数を鑑みて、日本でもED治療の保険診療を望む声が続出しています。
さて、現在、ED治療の第一選択はカウンセリングと、バイアグラやレビトラ・シアリスなどのED治療薬です。
特に1999年、厚生省によって販売認可されたED治療薬であるバイアグラは、有効率も80%以上と高率で、ほとんどのED治療現場で、ED治療薬のファーストチョイスとなっています。
このバイアグラなどのED治療薬の次に選ばれているものとしては、陰圧式勃起補助具・バキュームデバイスや血管拡張薬・プロスタグランジンEの陰茎海綿体注射などがあります。ED治療薬に代表される上記のED治療は、心因性ED・器質性ED共に有効で、現場医師の判断にって処方されます。
さらに、血管や神経、陰茎部に原因があって起こる器質性EDでは、男性ホルモン補充療法や、陰茎形成術、陰茎プロステーシス移植手術など有効性の高いED治療法があります。
1999年に現れたED治療薬バイアグラによって、ED治療は転換期を迎えたと言われていますが、EDの原因は様々であり、ED患者の健康状態により、チョイスされるED治療法も様々です。
昨今、このED患者の数は増えることはあっても減ることはないと言われており、誰にでも発症しうる当たり前の病気でもあります。
ですので、近い将来、突然EDになっても慌てずに済むよう、EDに対する知識やED治療薬によるED治療についての基本的な知識は持っておくに越したことはありません。
また、女性の方も「私は女性だから、ED治療のことなんて知らなくても・・・」と思われるかもしれませんが、パートナーがいざEDになってしまった場合、自身がEDの知識を持っているといないとでは、パートナーの精神的負担が天と地ほども違います。
実際、ED治療というのは、相手となる女性の方の協力無しには行えないものなのです。
今後も増加の一途を辿るであろうEDの現実を考えると、EDとED治療にについての知識は、成人男性・成人女性にとって必須の知識と言えるでしょう。